今回は歯周病の進行度合と症状の変化について解説していきます。
歯周病は「歯肉炎」から始まり、「軽度歯周炎」「中等度歯周炎」「重度歯周炎」へと進行します。
・歯肉炎(初期):歯茎の腫れや出血が見られますが、骨にはまだ影響がありません。
・軽度歯周炎:歯周ポケットが深くなり、歯槽骨の吸収が始まります。歯茎の腫れ、出血、口臭が強まります。
・中等度歯周炎:歯のぐらつきが始まり、歯槽骨の半分近くが失われている状態。
・重度歯周炎:歯を支える骨の大部分が失われ、歯が大きく動揺。最終的には抜歯が必要になることもあります。
早期発見・早期治療が何より重要です。定期的な検診で進行を防ぎましょう。歯周病の症状に気づいたときは、ぜひ当院までお越しください。